再発を繰り返すヘルペスは完治できる?

悩む女性

ヘルペスは一度感染すると、完治できません。
ヘルペスは、ウイルスに感染することによっておこる感染症で、口唇ヘルペスと性器ヘルペスがあります。
口唇ヘルペスでは、唇やその周辺部に違和感が生じてから水ぶくれができ、やがて黄色い膿や潰瘍になることが多いです。
その後かさぶたとなって、はがれて自然治癒しますが、医療機関で処方された内服薬を服用したり、塗り薬を使ったりすると、早く治ることもあります。
口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス1型に感染することによって発症します。
このヘルペスウイルスには、日本人の9割が感染しているとも言われ、感染者と同じ食器やタオルを使うことでも感染しますから、注意が必要です。
潜伏期間は1、2週間ほどです。
ウイルスに感染すると、症状の再発と自然治癒を繰り返します。
身体が弱ったときに再発しやすいので、規則正しい生活をし、適度な運動をするなどして体調管理をおこない、抵抗力をつけておくことが大事です。

ウイルスは一生体内に住み続け、現状では完治させる方法はありません。
健康を保ち、免疫力を向上させることで、再発するのを防止していくことになります。
性器ヘルペスは、性病のひとつです。
感染原因は主に性行為です。
稀に、口唇ヘルペスで水ぶくれなどになっている患部を触った手で、自分の性器に触れると性器ヘルペスを発症する場合もあります。
他に、ウイルスが付着したタオルや西洋式便座によって感染する可能性も指摘されています。
性病ですから、パートナーに感染させないよう、注意することが大事です。
この性病に感染すると、ウイルスは一生体内にとどまり、再発を繰り返します。
再発頻度はさまざまで、年に数回という例もあるものの、毎月という例が多く、ひと月に数回という例もあります。
完治させる方法はありませんが、体調管理や処方薬の服用で、再発予防をすることは可能です。

体力が弱ったときに再発しやすいため、栄養バランスの良い食事をし、十分な睡眠をとって適度な運動をするなどの体調管理がまず大事です。
ただ、再発予防に顕著な効果があるのは、処方薬服用による治療となります。
服薬治療で、再発予防に効果があることが明らかとなり、保険治療も可能になっています。
再発頻度が高いと、水ぶくれの症状などで常に悩み、日常生活に支障をきたしますので、医療機関で受診し、服薬治療を続けることです。
再発率も、パートナーへの感染率も下げることができます。

ヘルペスの1年以内の再発率は驚異の80%

ヘルペスに感染すると、ウイルスは生涯体内にとどまり続け、再発を繰り返します。
感染後の1年以内の再発率は80%にもなります。
再発頻度は年に1、2回ということもありますが、毎月という例も少なくないのが現状です。
再発しやすい原因としては、体力の低下が挙げられますが、大半の感染者が1年以内に再発しており、体調管理だけで再発予防するのは、難しい面があります。

再発予防の治療は再発抑制療法として確立していますので、医療機関で治療をおこなうことが大事です。
再発抑制療法では、抗ヘルペスウイルス薬を毎日服用します。
1年間服用を続けた患者の40%が、その間1度も再発をしなかったというデータもあります。
1年以内の再発率が80%であることを考えると、たいへん有効な治療方法と言えるでしょう。
 
60%は治療中でも再発することがありますが、再発頻度は下がることが多く、水ぶくれなどの不快症状に悩むことも少なくなります。
健康保険が適用されるのは1年間ですが、その後数か月間の経過観察中に、再発が繰り返された場合は、再び治療を開始することも可能です。
1年間の服用では、ウイルスの抑制が十分でなかったことが原因と考えられるからです。